休みの過ごし方
日曜日の午後、みなさまいかがお過ごしでしょうか。なんか適当に過ごしているうちに日曜日なんてあっという間に終わってしまいますよね。
いいんです。休みなんですから。休みなんだから休めばいいのです。休みの日に何かするっていうのがそもそも間違っているのです。「正しい休みの過ごし方」があるとしたら、いつもより1時間遅く起きて、11時くらいに朝昼兼用の食事をとって、適当にテレビとか漫画とか映画とかインターネットとかダラダラ見て、思い切って iTunes で「寄生獣」とか買って観ちゃったりして、早くおなかがすいたから5時くらいに晩ご飯を食べて、好きな本を読んで10時くらいから酒でも飲んで寝てしまうというものでしょう。
ちょっと気分がのったら「そうだ、京都いこう」という感じに京都に土曜日にいって適当に遊んで適当なホテルにとまって日曜日に帰ってきたりできるのです。休みの日に「何かしよう」なんて思わないのが一番です。本能のままにダラダラするのが休日です。気分で動くのが一番ですから、予定は空白にするのがよいです。
そう考えると「休みの日に掃除をしよう」というのはなるべく避けたいです。そんなものは平日のルーチンに組み込んで終わらせておいて休みの日は徹底的に何もしないでいいようにしておく、むしろ休みの日だから掃除も洗濯もしないというのが理想です。理想です。実際は無理です。実際は休みの日にガッツリ仕事をしてしまっています。はい。現実なんてそんなもんです。
明日からもう月曜日かー。7月終わるのが早かった・・・。
ミニマリスト人気
なんか最近 Kindle本「必要十分生活」がもの凄いランキングあがったなーと思っていたら、テレビ番組でミニマリストってのが取り上げられて注目されているらしいです。
ミニマリストなんて言葉は生まれて初めて聞きましたよ。今作られた言葉のようですが、Mac付属の辞書をひいてみると……あった!
mínimalist
名詞
2 最小限綱領主義者, (政治改革における)穏健主義者.
(ウィズダム英和辞典より)
昔からあった言葉でした。アップルのデザインはミニマリズムということらしい。徹底的に排除しようとしているし、最終的にはボタンまで排除しようとしているし、たしかにそうだ。iPhone がガラケーを駆逐した要因のひとつがミニマリズムということか。
その芸術の思想を生活の場に拡張したのが、昨今流行っているミニマリストということらしい。たぶん。
ミニマリズム芸術家さんにお目にかかったことはないのだが、部屋がモデルルームみたいなミニマリズム芸術家とか嘘くさい。部屋の中ぐっちゃぐちゃで、2年前くらいの「ザ・テレビジョン」が夏でも出っぱなしのこたつの敷き布団の下からでてきたら「ホンマにミニマリストかいな」といいたくなる人の方が本物っぽい。絶対。「めっちゃ部屋が汚いけれど、機種変したあとのガラケー捨てずに持っていてバッテリーが切れていて充電器無くしたけど、私ミニマリズム芸術家です」ってのは、真実のような気がする。
あれ? 完全に話がそれてしまいました。まあとりあえずお伝えしたいことは、ミニマリズム芸術家さんのお部屋を拝見したいということです。それではまた来週(か再来週くらい)。
日記 忌川タツヤさん、イケダハヤトさんにご紹介いただきました。64(ロクヨン)みました。
また全く日記を更新していませんでした。毎日100人くらいこのブログを見に来てくださっているのに「全然更新してないやんけ」と言われるのが怖いので、たまに更新します。
忌川タツヤさんのブログ経由で、イケダハヤトさんに私の本が紹介してもらったことを知りました。
いやー。いろいろな方に読んでもらってるなーと、それだけでおなかいっぱいです。ありがとうございます。
日刊電書にゅーす「必要十分生活の感想まとめ」「星新一賞の募集はじまる」《2015年06月25日》 - 忌川タツヤのブログ
断捨離のコツは「実は不要なモノ」を見極めること:バスタオル、シャンプー、歯磨き粉はいらない! : まだ東京で消耗してるの?
皆さん Kindle版をみてくださっていますが、紙の本にしか書いていないことも色々あるので、興味をもった方は読んでいただければと思います。内容的には4倍くらいになっているのかな?
ところで話はすっかり変わってしまうのですが、録画してずーっとみていなかった64(NHK版)を見ました。話題的には完全に遅れています。ネタバレは書いていませんのでご安心を。
いやー。面白かったです。台詞が聞き取りにくいとか、県警の構造問題に興味が無いとか色々言われていたような気もしますが、素直におもしろかったです。全5回で、第1回に絶対伏線が色々あるはずだと思い、第1回を2度も見直したにもかかわらず全くわかりませんでした。ミステリーのクライマックスって、本当に気持ちいいですよね。私はミステリーを解く才能ゼロですが、ゼロだから楽しめるのかもしれません。たぶん分かる人とか第1回をみただけで「こういう結末なんじゃない?」とか見抜いてしまうでしょうが、残り4回がつまらないだけじゃないですか。羨ましいけど。
ピエール瀧の演技もよかったし、回想シーンの編集とかも斬新で色々と楽しめました。小説も買ってみようかしら。
それとは別に、昭和の時代から平成になって確実に暴力の時代が衰退したんじゃないかなと感じました。暴力といっても胸ぐら掴んだり罵声を浴びせたりといった程度です。64の設定は平成なので昭和ではないですが、「昭和〜平成初期」を表すのに暴力は欠かせない下地になっているんだなと思います。いくらセットとか服装が昭和でも、そこに加えて罵声とか、家具とかを蹴り倒すとか、そういうのが日常にあってこそ昭和感がでてくると思います。もちろん、今の時代にそういうのが無いわけじゃないのですが、「日常の暴力性」というか、そういうのが違います。「日常の暴力性からみる近代史」ってのも面白いかもしれませんね。
それではまた。
日記
こんにちは。Amazonでの必要十分生活(書籍版)のランキングが上がってきているので、一人で焦っているたっくです。毎日100人くらいこのブログを見てくださっているのに、全く更新していませんでした。たまには更新してみます。
みなさん、NHK連続テレビ小説「まれ」みてますか? 今期はテレビドラマにめぼしい物がなく勉学に打ち込めるかと思いきや、思わぬ掘り出し物に巡り会えました。よく昔は連続テレビ小説を目にするたびに「毎朝こまぎれにドラマ見て面白いんかいな?」と思っていましたが、やばいです。面白いです。見ていない人は、時々放送しているらしい総集編をみて追いついた方が良いです。
連続テレビ小説は時間に換算すると毎週90分でCM抜きなので、週あたりでも平均的なドラマの倍の時間です。さらに半年間続けて放送するので、通常のドラマの4クール分が1つの物語となっているわけです。長いですね。逆に言えば、週1回90分腰を据えてみる方が大変かもしれないです。
キャストの方はもちろんすごいのですが、これだけ長いお話の脚本を書いている人もすごいと思います。なんせ、長編小説並かそれ以上の話ですから、相当な才能と努力を持たないとできる仕事ではないでしょう。その脚本を書いておられるのは、オープニングで最初に名前が出てくる篠﨑絵里子さんです。Wikipedia でみると、主な作品に「ちびまる子ちゃん」があるのも驚きです。サザエさんの雪室俊一さんほどではなくても、結構な数を担当されたのでしょうか。私が毎日たのしくまれちゃんを見ることができるのも、篠﨑さんをはじめスタッフの皆さんのおかげと言えますね。本当に感謝です。
脚本家ってのも、面白そうな職業ですね。傍目から見る分には。